レンタルサーバーの機能比較を見るとCPUの表記がありますが、
このCPUは一体どういったものなのか?
どういったCPUが高機能なのか?
レンタルサーバーを決めるときにCPUはどんなものが使っているのがよいのか?
レンタルサーバーのCPUによって違いがあるか?
など様々なことを疑問に感じたことはありませんか?
本記事ではレンタルサーバー比較をCPU最強のレンタルサーバーを比較します。
レンタルサーバーのCPUってなに?
レンタルサーバーのCPU(シー・ピー・ユー)とは、レンタルサーバー専用コンピューターの頭脳になる部品でCPUの性能によってコンピュータの演算処理の速度が変わります。
レンタルサーバーは1つのレンタルサーバーを複数人のユーザーが共有して利用するサービスなので、CPUの能力が低いと、レンタルサーバーを利用する人が数千人規模のように大人数になるとCPUの能力が分散されてしまい、十分な能力が出なくなり、結果としてホームページにアクセスがあった場合に、CPUの処理速度が低下していて表示も遅くなる可能性もあります。
レンタルサーバーを利用するうえでどのようなCPUを使っていてどの様な能力(スペック)があるのかは非常に大切なポイントです。
CPU の仕様(スペック)が高いほど、レンタルサーバー専用コンピューターは、速く演算が可能になります。
その他に同時処理に強いCPUであれは複数のユーザーが多くアクセスしてきても、計算処理を並列処理で行えるので、同時に複数の処理が可能になります。
レンタルサーバーのCPUスペックが低いと同時にレンタルサーバーに多くの人がアクセスした場合や、
ホームページやブログが大量のデータがある場合などにCPUの計算処理が追いつかなることが、
もし発生するとホームページの表示が極端に遅くなったり、レンタルサーバーへのアクセスが遅くなるなどの影響が出る場合があります。
パソコンを選ぶ時にCPUでよく聞く目にするのが「Intel(インテル)」、「AMD(エー・エム・ディ)」の2社の名前を見かけると思います。
「Intel(インテル)」、「AMD(エー・エム・ディ)」は、CPU の製造メーカーになります。
Intel(インテル)の製品
Intel(インテル)のCPU製品は、パソコン用としては、i5、i7、i9などが有名です。
会社の事務用パソコンで使用しているCPUのほとんどがインテル製品と言うぐらいの知名度です。
Intel製のサーバー用CPUは、「Xeon(ジーオン)」が製品としては準備されています。
AMD(エー・エム・ディ)の製品
AMD(エー・エム・ディ)のCPU製品は、パソコン用としては「Ryzen5800」「Ryzen5900」が高スペックでクリエイター向けPCからゲームPCまで十分に対応可能が可能です。
AMD(エー・エム・ディ)は、低価格パソコンか、2019年下期辺りから自作用のパソコンで高スペックCPU として注目が集っています。
会社の事務用パソコンにAMD製品が使われていることは、ほとんどないので、こちらは、知名度が低いかもしれません。
最近では、CPUのスペックでは圧倒的にCPUのシェアを持っていたIntelの製品と同等以上のスペックになっていると注目されておりレンタルサーバーでいち早くAMDのCPUを取り入れているレンタルサーバー運営会社もあります。
レンタルサーバーなどのサーバー用のCPUとしては、高性能AMD EPYCが提供されています。
CPU仕様(スペック)の見方
CPU仕様(スペック)の見方は2点です。
CPU仕様 コア数
CPU仕様のコア数とは、1つのCPU の中に複数のCPUが入っている数の事です。
このCPUコア数が多いほど同時にたくさんの計算が速くなります。
CPU仕様 スレッド数
CPU仕様スレッド数とは、同時に違う内容の計算処理を行うことが出来る数の事です。
このスレッド数が多いほど高性能と言えます。
レンタルサーバー比較 CPU仕様(スペック)でレンタルサーバー比較
各社のレンタルサーバーをどのようなCPUを使用しているかを比較いたします。
ConoHa WING (コノハ ウィング)
ConoHa WING(コノハ ウィング)は、GMOインターネット株式会社が運営するレンタルサーバーてす。
ConoHa WINGレンタルサーバーのCPU仕様は、残念ながら公式ホームページで公表されていませんでした。
GMOインターネット ConoHa WING
mixhost(ミックスホスト)
mixhost(ミックスホスト)は、アズポケット株式会社が運営するレンタルサーバーです。
mixhostレンタルサーバーのCPU仕様は、「Intel(インテル)」製品の「Xeon(ジーオン)」でコア数が36、スレッド数が72でした。
レンタルサーバーのCPU仕様としては、高スペックだといえます。
アズポケット株式会社 mixhost(ミックスホスト)
エックスサーバー (X-SERVER)
エックスサーバー(X-SERVER)は、エックスサーバー株式会社が運営するレンタルサーバーです。
エックスサーバーのレンタルサーバーCPU仕様は、「AMD(エー・エム・ディ)」製品の第2世代「AMD EPYC」でコア数は48,スレッド数は96です。
第2世代「AMD EPYC」は、今まではインテル製CPUが圧倒的だったのですが、この第2世代はインテル製CPUの約2倍の処理能力を持っており、2020年現在、世界中から注目されています。
「AMD EPYC」は、amazonのクラウドサービスAWSや、MicrosofoのAzue、GoogleCloudなどにも採用されています。
AMD EPYCの採用企業情報
ascii.jpより引用
現在、国内レンタルサーバーで「AMD EPYC」を採用しているのは、エックスサーバーのみです。
エックスサーバー株式会社 X-SERVER
レンタルサーバー比較 CPU最強レンタルサーバーは?まとめ
レンタルサーバー比較 CPU最強レンタルサーバーは?のまとめです。
2020年現在、もっとも世界中から注目されている高機能CPU「AMD EPYC」を国内レンタルサーバー会社では、一番はやく採用したエックスサーバーが、最強CPUレンタルサーバーといってもいいと思います。
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