レンタルサーバー比較【VPS】海外データセンターも選ぶ事が出来るレンタルサーバーを確認して比較していきます。
最近は日本の文化や伝統、商品が海外で高く評価されることが多くなってきました。
企業のホームページも国内だけを視野にいれて作成するのではなく、海外に向けてホームページを作成することも多くなってきています。
海外のお客様がお店のホームページを見に来ていただいたときに、
海外からの日本のレンタルサーバーへのアクセス遅延が発生します。
海外からのお客様がご覧になるホームページの表示遅延を少しでも改善できる良い方法はないでしょうか?
近年では、アジア圏、ヨーロッパ圏からの注目されることが多くなってきているので、VPS用レンタルサーバーも国内データセンターだけではなく状況に応じた海外データセンターからの中継があると安心が出来ます。
海外から日本のレンタルサーバーアクセス時に発生する可能性がある問題
海外のパソコンから日本のレンタルサーバーで作成したお店のホームページを閲覧しようとすると、海外のインターネット回線を通じて、日本にレンタルサーバーにアクセスして日本のお店のホームページデータが海外でホームページを閲覧しているユーザーに届きます。
インターネットも世界中に張り巡らされた物理的なインターネット回線をホームページデータは通りますので、日本のレンタルサーバーに保管されているデータのホームページを閲覧する場合、ユーザーが海外の場合と、日本の場合では物理的な距離が違うため、日本でホームページを表示するよりも海外でホームページを開く方が遅くなる傾向になる問題があります。
海外から日本のホームページへのアクセス遅延を軽減する方法
海外からのホームページアクセス遅延を軽減する方法としては、海外のデータセンターを持った、VPS用レンタルサーバーを利用すると、アクセス遅延を軽減出来る可能性があります。
海外から日本のレンタルサーバーへのアクセスが物理的な問題でアクセス遅延が発生する可能性があるので、海外からホームページにアクセスがあった場合には、海外のデータセンターへアクセスするようにすることで、海外からのアクセス遅延を軽減することがVPS用レンタルサーバーでは可能です。
レンタルサーバー比較【VPS】海外データセンターも選ぶ事が出来るレンタルサーバー各社の対応状況
レンタルサーバー比較【VPS】海外データセンターも選ぶ事が出来るレンタルサーバー各社の対応状況を比較します。
各社のVPS用レンタルサーバーの比較基準は対応プランによって対応状況が異なることもあるので、比較基準のプランは、メモリ2GBとします。
クラウドVPS
クラウドVPSは、GMOクラウド株式会社が運営するVPS用レンタルサーバーです。
クラウドVPSの特徴は、クラウド型のレンタルサーバーで、利用出来るOS(オペレーション・システム)が無料で利用出来るUNIX/Linux系OSに加えて、有料ですがCloudLinuxやWindowsServerが利用出来ます。
クラウドVPSのデータセンターは、国内のみでした。
GMOクラウド株式会社 クラウド VPS
WebARENA Indigo(ウェブ エレナ インディゴ)
WebARENA Indigoは、株式会社NTT PC コミュニケーションズが運営するVPS用のレンタルサーバーです。
WebARENA Indigoの特徴は、各社のVPS用レンタルサーバーと比較して、利用出来る内容は必要最低限に絞っており利用料金が比較的リーズナブルいます。
WebARENA Indigoのデータセンターは国内です。
株式会社NTTPCコミュニケーションズ WebARENA Indigo
さくらのVPS
さくらのVPSは、さくらインターネット株式会社が運営するVPS用のレンタルサーバーです。
さくらのVPSの特徴は、お試し無料期間が14日間あり、さくらインターネットが自社で運営するデータセンター3か所の地域から利用するVPSサーバーの選択が可能です。
さくらのVPSのデータセンターは国内(東京・大阪・石狩)です。
さくらインターネット株式会社 さくらのVPS
ConoHa VPS (コノハ VPS)
ConoHa VPS(コノハ VPS)は、GMOインターネット株式会社が運営するレンタルサーバーです。
ConoHa VPSの特徴は、WordPressの高速実行環境「KUSANAGI」が利用出来ます。
その他にホームページのアクセス状況に応じて、利用しているプランのスケールアップやダウンが簡単に切り替えが可能です。
ConoHa VPSのデータセンターは、国内と海外(シンガポール)です。
ConoHa VPSであれば「GeoDNS」を利用することで2つのデータセンターを自動切換えが行えます。
レンタルサーバー比較【VPS】 海外データセンターも選ぶ事が出来る?まとめです。
レンタルサーバー比較【VPS】 海外データセンターも選ぶ事が出来る?まとめです。
今回、比較したVPS用レンタルサーバー各社の中で、国内と海外のデータセンター両方を利用出来るのは、「ConoHa VPS」のみでした。
「ConoHa VPS」なら海外と国内のデータサーバーが
自動切換えで利用できるのはいいね!
「ConoHa VPS」の「GeoDNS」機能をConoHaのコントロールパネルから簡単に設定が可能となっていました。
注意点としては、ConoHa VPSのメモリ512MBプランでは、「GeoDNS」には対応していませんでしたので、国内と海外データセンター自動切換えを利用を検討されている方は、メモリ1GB以上のプランが対象となるので注意が必要です。